2020-05  SFYDD RC Underwater starship
Space Battleship YAMATO Final Edition
バンダイ1/500 宇宙戦艦ヤマト
 ■基本構造  ■内部パーツ製作  ■走行テスト/ 持ち運び/収納
前作同様個別水密ボックスのウエットハルの船体構成となります。前回の改定時のリポバッテリー仕様を踏襲しています。まずは走行系の解説です。

私の作るヤマトには浮力を調整するバラストタンクはありません。いわゆるダイナミカルダイブの一種で水流を噴射する方向を変えることで潜行したり浮上したりします。ダイナミカルダイブというのは、進むことで潜舵の角度によって船体の姿勢が変わって潜ったり浮上したりする形式です。このヤマトは舵の代わりに3Dノズルによって水流の方向を変えて,潜行/浮上、左右の旋回をする方式で,私はアクティブダイブと呼んでいます。いわゆる舵は無いので方向変更時には水流方向のベクトル変化を起こして方向を変えています。利点はどの方向へも舵よりも曲げる力が強く働き反応が早いと言うことです。欠点は推力をかけないと姿勢方向変化が起こらないことです。舵なら慣性の惰性でも少しは方向が変わりますが、舵が無いので慣性によってそのまままっすぐ進んでしまうことです。操縦には多少の慣れは必要ですが、モデルの外見を変更しなくても姿勢制御が行えるSFモデルにうってつけの方法です。

そしてそれを実現するためは機能を分散したメカボックスを搭載しています。素材は機能に合わせた2種類を使い分けています。アルミ板とアクリル板を使用して使っています。強度を維持し変形を避けるためにアクリル板を使用し、省スペースを実現するためにアルミ板を使用しています。以下はメカボックスの解説となります。

基本構造2    
今回はFEと言うことで手持ちのパーツを使い切って2隻同時製作。メインコントロールボックスの形状が違うのは受信機のタイプの違いで、受信機設定を行うハッチの位置を変更せざるを得なかったと言う事です。受信機自体の性能はほぼ同じなので、優劣の差はありません。  

     受信機: CORONA シンセサイザー40MHx (type A-6ch/type B-8ch)
     ESC: (type A-GWS100Li /type B HK5ESC)
     マイクロサーボ×3   リポバッテリー1300/7.4v
     工進製灯油ポンプ改造 RA280モーター
     特注マグネットスイッチ
     特注波動砲発射LED回路
     10LED(波動砲×2、1.2.3艦橋×1 、補助エンジン×2、波動エンジン×2)

武装ギミック    
 
波動砲の発射行程。
スイッチUPでエネルギー充填。
スイッチDOWNで発射〜収束。
主砲ショックカノン
レバーに連動して3つの主砲が連動して動きます。
 
アクリルケース作成 コントロールサーボケース1 コントロールサーボケース1裏 主砲用サーボケース
サーボボックスはアクリル板で製作。展開図から切り出したパーツを組み立てて水密処理を行います。 アクリルケースはサーボを固定する強度が有りステンレスパイプのリンケージを固定する強度があります。可動部がある時はアクリル板で強度を持たせたケースを使用します。メンテハッチ付きで、リンケージ調整を行えます。 リンケージロッドにグリスタンクを追加しています。透明部にシリコングリスを充填しステンパイプとバネ棒の隙間に水が入るのを防ぎます。これによりサーボケースへの漏水は完全に防げています。

 

主砲用のサーボはサーボホーンに2つのリンクロッドを固定し,前後の動きで3つの主砲を動かすようにしています。
       
メインアルミケース

メカの収納

アルミ電池ボックス アルミボックス組み立て
心臓部となるコントロール機器はアルミケースに収納しています。0.5mmのアルミ板は必要十分な強度を保持してくれます。加工が割と簡単なので重宝します。可動部が無いので強度が不要な上に、ESCの熱などを周りの水にすぐ逃がすので好都合なのです。 組み立てて内部に水密処理をしながらメカを組み込みます。この中に受信機、ESC、波動砲発射回路、マグネットスイッチを組み込みます。可動部が無いのでアルミ板でも強度が十分で、ESCの発熱があってもアルミ板を挟んで組み込むことでケース自体が水冷ヒートシンクとなります。 電池ケースもアルミ板で製作しています。船体内に組み込む時にはケース自体の厚みを減らしたいのでアルミ板を使用しています。バッテリーケースも可動部がありませんので1mmでも小さくする為の工夫です。 組み立てて下側だけLステーを補強材として使います。アクリルに比べ下側で1mm、上側で3mm小さく作れます。ケースの蓋は3mmのアクリル板と2mm厚のアルミ板を使用しゲルパッキンをケースに押しつけてして強力な水密化をします。

 

       
3Dノズルユニット 3Dノズル固定/電飾配線 1番2番主砲リンケージ 3番主砲リンケージ
3Dノズルはアルミ板とキットの透明コーンを使用して製作します。省スペース化をするためにアルミのリベットで2軸化し、リンクガイドを作っています。透明コーンの中の×は整流板で、旋回時の力のベクトルを受けやすくしています。 ノズル固定はユニットを船体ネジにナット止めです。ユニット後端の折り返しは灯油ポンプの位置固定用です。波動エンジンのライティングは赤色拡散キャップ付きのLEDを船体下側に固定。 第1/第2主砲の動作用リンケージ。サーボからのリンケージロッドの位置は決まってしまうので2つの砲塔を動かすには逆側の同時リンクへ接続する方法を取っています。主砲の主軸はステンレス棒を使用、ジョイントは真鍮製でロックネジはステンレスを使用。水中での耐久性を高めています。

第3主砲のリンクもサーボロッドから位置合わせのために、コの字型のリンクを使用。ケースからのロッドには前後共にグリスタンクを装備。水中での動作でもサーボケースへの漏水を防ぎます。
       
水密LED 艦橋配線 第3艦橋LED メカ構成
船体に配置した電飾用のLEDは一つづつ抵抗をかませて水密化しています。波動砲用のLEDは青色と高輝度白色を組み合わせて水密化しています。 艦橋内部は艦長室第一第二艦橋共に一つづつLEDを配置。こちらは3つの配線を一つに纏めています。 第3艦橋の窓も光るようにLEDを配置。ケース内部には板鉛を追加して重心を下に下げる工夫をしています。ヤマトのデザインは水中モデルとしては非常に都合のよいデザインとなっています。2199モデルの方はこの部分の透明パーツがありませんので、光るのはこの1/500の方だけです。 ポンプを外して構成配線を見れるようにしたものです。メカを納めるのにぎりぎりのサイズです。