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  YDD- ENTERPRISE NCC1701-A  2010/9 電飾関係    
     
 

エンタープライズ1701-Aの電飾の中で一番難しいのはワープナセルの内部照明です。

  なるべく均等に光らせたいのですがなかなか難物なのです。冷極蛍光灯がきれいに光るのですが、蛍光管を発光させるには高電圧のインバータ回路が必要になるのですが、これがなかなか使うのが難しいのです。
 

水中で高電圧を掛けると水に電流が流れてしまい発光しなくなる可能性が高くなります。その場合には絶縁するのも大変な作業になります。 というわけで基本的にLEDを使う方が安全なのです。

       
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ワープナセル部分の電飾システム
・アクリルチューブ内に配置した11個の拡散キャップ付きLED

       
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  YDD-ENTERPRISE1701-A ●チューブの中に拡散キャップ付きLEDを配置しています。内部は密閉されて空気があるのでこの部分でも浮力剤の変わりになります。
 

内部は密閉されて空気があるのでこの部分でも浮力剤の変わりになります。ですが、難しいのは光をなるべく均一にすることです。

       
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現在ワープナセルのクリアパーツをつけていませんが、ライトを直接向けるとこのように光の点になってしまいます。これはちょっと美しくありません。
       
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そこで、ライトを後ろに向けて白いプラ版で反射させるように配置します。つまり直接光を使わずに、反射光を使って柔らかく全体を光らせます。

       
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反射光

このように一旦反対側に反射させると光のむらが少なくなります。
これはちゃんと実験しながら一番うまく光る位置を出して固定します。写真的に言うバウンス光を有効に使う方法です。直接当てるよりは暗くなりますが、イメージ的に均等に光る方がそれっぽいのでそちらを優先しています。

 

今は仮に当てているだけです。今はワープナセル自体も遮光処理もしていませんので光が透過してしまっていますが実際組み立てるときにはきちんと遮光処理を施します。このワープナセル部分は浮力調整も行わねばならない場所ですから接着しないで開け閉めできるようにしなければなりません。じつはそれが結構やっかいなのです。これは追ってまた。

                                2010/9/09

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