私のヤマト完結編! |
バンダイから発売された1/350の宇宙戦艦ヤマト モデル自体が電飾、稼働砲塔などギミック盛りだくさん・・・。さて、これをどう動かすか、丸一ヶ月悩んだ末、ようやく着手しました。今回ギミックについてはオリジナルの物を流用するよりすべて自作という方法を選びました。 オリジナルメカを水密化するよりその方が手っ取り早いという判断からでした。とりあえず可能な限りのメカと今までのノウハウを全部投入したYOKOSUKA DRY DOCKS渾身のヤマトが誕生しました。モデル入手から完成まで4ヶ月という突貫工事でしたが、概ね予定通りの艦に仕上がりました。 |
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モデル仕様 |
宇宙戦艦ヤマト モデル情報 |
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日本の宇宙船といえば・・・これ |
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製作期間4ヶ月。その間に辰巳イベントなどへの参戦もあり、いやはや大変な4ヶ月を乗り切りここにようやく完成しました。 今回は走行メカだけでなくギミックも仕込むためより多くの時間が製作に当てられました。 |
船体補強が肝 |
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オリジナルモデルは船体が細かく分散され、構造材で補強するという方法をとっています。これはその方がモデル自体の曲面の形状を活かすのに都合の良い方法なのでしょうが、新たなメカを組み込もうとすると大きな問題になります。 水中モデルはメンテナンスも必要になり、どうやって分解整備するかが重要になりますので分割の選択肢は多いに越したことはないのですが、逆に分割が多いと接合部の補強という問題が発生します。接合部の要に軽量パテとアルミ板を使い細かく補強を施しましたがそれでも十分とは言えません。 本来ならもう少し補強したいところですが、後記する展開翼のためにかなりの部分を妥協せざるを得ませんでした。 今回は、独自メカを載せるため船体補強設計のほとんどの部分を削除するという荒技を使いましたが、その課程で気がついたのは船体各部、厚みや材料など細かく分けて設計されていて、さすがだと思います。 これだけの大きさのモデルを接着剤不要のスナップキットで作るというのは並大抵のことではないのだと妙に感心したりしました。現状で必要最低限の補強はしましたが、実走モデルとしてまだ改造の余地はありますので今後の使い勝手を検討して追加作業もあるかもしれません。 |
三連装衝撃砲 |
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主砲ショック・キャノンは水上走行旋回時のバランサー。ヤマトは水上走行時に旋回させると艦橋が外側に傾きます。そこで。オリジナルモデルの真鍮製主砲を使い旋回時に旋回方向へ傾けることで重心移動を行い艦の傾きを抑制するバランサーとしての機能を持たせました。 製作開始時にはこの真鍮製の主砲の重さを軽減するために穴を開けたりしようかとも考えてましたが、その重さを逆手にとり機能的に活用することを思いつきました。 また、これはプロポ側のコントロールを独立させたため水中で動かしてより雰囲気を出すギミックとしての活用も可能です。サーボ一つで3つの砲塔をリンケージで繋いで動かしています。 しかし、このメカを組み込んだおかげでメンテ用の分解をどうするかをかなり悩ませられることに・・・。 |
波動砲ユニット1 |
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波動砲は2タイプ用意して付け替えられるようにしています。 ユニット1は1wのLEDを使用した高輝度タイプ。波動砲はプロポのコントロールで発光 |
波動砲ユニット2 |
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波動砲はLEDでも良かったのですが、LED電飾に関してはすでにいろいろな水中モデルで使用されていますし、今一つインパクトがないのも事実です。そこで、もう一つのユニットはストロボを仕込むことを考えました。 最初は写るんですをばらして仕込もうかとも思いましたが、基盤と放電管の位置関係が内蔵に適さないと言うこともあり色々探した結果、釣り用の蓄光ワームなどに光を当てる小型ストロボを発見。光量は今ひとつですがボタンを押すだけで発光という改造にうってつけな構造を重視し内蔵しました。 ただ、放電管の長さを納めるために艦に水平に セットし反射板で前方へ光りを送るという方法を選択、よって反射波動砲と名付けました。水の中では高電圧のユニットは周りが水で伝導率が高いため電気が漏れてしまいそのままでは発光しなくなります。そこで絶縁処理をしなければならないのですが、まだ完璧ではなく現在再考中です。 地上では全く問題ないのでこの手の改造は難しいです。水は低きに流れる、電気は通りやすい方に流れる・・・なんだけど。 |
メカボックス |
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メカ的にはENTERPRISE-1701-Aとほぼ同じですが、今回はGWSの受信機を使用しています。理由は、単に安売りで安かったから・・・ですが、この受信機専用小型クリスタルが必要になります。 しかし・・・換装後でもプール最深部だとノーコンに。 まだまだ試さなければならないことが多そうです。 |
3D-ACTIVE DRIVE |
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3D偏向ノズルは3D-ACTIVE DRIVEと勝手に命名 。 基本的に1/500のヤマト、ENTERPRISE-Aと同じ方式の3Dノズルを作成しました。ポンプからの水流をノズルで方向を変えることで進行方向を変えるシンプルなシステムです。この方式のメリットは外見にほとんど手を入れずに機動制御が可能な事です。 これは1/500のヤマトよりモデルの噴射口の絞りが緩いためより大きな舵角を作れるため大型化したにもかかわらず、より旋回性能が上がっています。 これはバックが出来ないモデルにとってこれは非常に重要な要素で衝突回避に役立ちます。今までこの3Dノズルを3-D ACTIVE DIVE と呼んでいましたが、潜行方式と言うよりも機動方式という方がしっくりくるため 3D-ACTIVE DRIVEと勝手に命名しました。(´Д`;) |
バスポンプ・パワーユニット |
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ENTERPRISE-Aと同じバスポンプを使用しています。 ポンプのサイズは一回り小さな物ですが、パワーは十分です。 水中モデルのSFスケールモデルの場合、速く走ればいいというものでもないので、よりイメージに近い走りをさせるにはどの程度のパワーユニットが必要かと言うデータが経験値的に分かってくるようになりました。このヤマトはこれがベストバランスではないかと思います。 |
大気圏航行用展開翼 |
今回の製作で一番問題になったのがこの展開翼。なにせ、収納すると船体中央部一番スペースがあるところを上下に2分してしまいます。 では、なぜこの展開翼を残したかというと操縦性の変化を楽しむ、と言う一点につきます。ヤマトはこの展開翼が無くても3D機動に関しては大きな問題はありません。しかし、1/500のヤマトでも注意深く試してみると少ない面積の翼でも多少影響があることに気がつきました。 しかも実験した結果、全開時よりも1/2程度開いたときの方が操縦性がいいことを発見。こればかりはやってみないと分かりません。どのみち半分だけでもスペース的に変わる物でもなく、いいといえばいいんですが・・・。 |
メカ配置 |
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1/500はこの船首部分の浮力材で前後バランスをとっていましたが、1/350ではその部分は波動砲メカで埋まってしまうため、ここがマイナス浮力だとバランス取りが難しくなります。そして一番の問題はバッテリーケースでした。 単純なボックスで空気が多い場合は発熱すると内部気圧が高まり接着剤を破って水密が保たれなくなる危険があります。そこで発熱が大きいところはなるべく内部容積が小さくなるようにして温度変化による空気圧の変化が少なくなるようにすると共に、周りが水なので積極的に冷却するという方法をとっています。レイアウトや浮力材の増減でのバランスのとりやすさだけでなく、これが分散水密ケースを利用するもう一つの利点となります。 |
電飾 |
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1/350のヤマトの電飾はLED5個のみ。 波動エンジンにもLEDを入れたかったのですが、3D偏向メカがあり一番きれいに光るところに配置できないため断念しました。試しに4個仕込んでみましたがどうやっても光り方が均一にならず 変な光り方をするので、これならない方がいいという判断です。 また、電飾用バッテリーも分けて搭載することも考えましたが、複雑なメカ配置を更に悪化させることになるため主バッテリーからとっています。 今回もスイッチは設けておらずコネクタの抜き差しだけでON/OFFを行っています。これが一番確実!更に電飾用コネクタは充電器と同じ物を使用しているのでバッテリーケースをはずさずにバッテリーの充電も行えるようになっています。(これは少々危険なのでやめました・・・) |
電飾展示台 |
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せっかく音が出る展示台があるのでこれを使わない手はありません。本来使わない予定のオリジナルメカでしたがリモコンと主メカ回路を利用して音が楽しめる展示台を製作。これで気分はバンダイオリジナルモデル・・・ また、艦橋内の照明用回路はLEDを交換し電飾台に埋め込み船体下部を照らします。 ●まとめ しかし(つД`)オリジナルのメカの動きが見たかったなぁ。それが実に悔やまれます。 |
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SPACE BATTLE SHIP YAMATO "The Last 大和魂2" SFYDD-PV08 |
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SPACE BATTLE SHIP YAMATO "The Last 大和魂" SFYDD-PV03 |